病院案内
院長の挨拶/基本理念・方針/患者の権利と責務
院長の挨拶
地域の方から頼っていただける病院をめざして、
全職員1,300人が日々奮闘しています。
公立陶生病院のホームページを覗いてくださってありがとうございます。
当院は、長年建て替え工事を行ってまいりましたが、2020年2月には、すべての工事が終了し、広々とした平面駐車場や敷地内薬局の完成をもってグランドオープンいたしました。これから、皆さまに、この新生陶生病院の紹介をさせていただきます。
当院は、瀬戸市、尾張旭市、長久手市の3市が構成する組織を設立母体としている総合病院で、それで「公立」という言葉を頂いています。創立されたのは昭和11年で、今年は創立85周年になりますので、ずいぶん歴史のある病院です。
所在地は、名鉄瀬戸線と愛知環状鉄道の乗り換え駅である新瀬戸駅の近傍ですから、名古屋方面からも春日井方面からも、来院していただきやすい立地ですが、栄町駅から電車に乗れば30分足らずで病院に到着しますので、特に名古屋方面から来院していただくには便利です。
当院のベッド数は633床で、診療科は30。ここに約200名の医師、750名を超す看護師など、1300名を超す職員が地域住民の健康を守るために奮闘しています。また当院では毎年16名もの研修医や数十名の看護師を新たに受け入れています。愛知県内にとどまらず、東海地方の多くの病院では当院出身の医師が多数活躍していますし、周辺の医療機関では、当院で育った看護師さんが地域医療を守ってくれています。当院は治療機関であると同時に医療職の養成機関の役割も果たしているのです。さらに近年では、近隣の市町村に医師や看護師が出向いて地域住民に様々なテーマで講演を行うことも積極的に行っています。行政や地域の医師会とタイアップして、予防医学的な活動にも乗り出しているのです。これらの活動は、地域医療部に依頼していただければご希望にお応えしています。
当院には年間7000台近い救急車を含め25000名もの救急患者さんが来院されます。それらの患者さんの治療のために、毎晩10名もの医師が、救急外来を始め様々な部門で当直業務についています。中でも産科医に加えて新生児集中治療室(NICU)に専門の小児科医が24時間詰めていてくれていますから、安心してお産に臨んでいただける環境が整っています。またこの地域のがん治療の拠点病院であり、ゲノム医療の専門部署も機能しています。
最後に、先にも触れたグランドオープンについてお知らせします。同じ敷地内での建て替えが続き、駐車スペースの不足で来院される患者さんにご迷惑をおかけしてまいりました。今回平面駐車場が完成し、駐車場に入っていただくためにお待ちいただく状況は無くなりましたし、ご高齢の方には立体駐車場の様なストレスなく駐車していただけるでしょう。病院の敷地内の院外薬局もできています。雨の日でも廊下伝いにお薬をもらっていただけるのですから、自宅近くに薬局が無かった方は大助かりでしょう。
大型バス用のロータリーもできて、地域のバスの乗り入れも始まっています。市の広報などで、ご確認ください。
新生陶生病院では、1300人の全職員が、地域の方から頼っていただける病院をめざして日々奮闘中です。どうか皆さまの目でご確認ください。

院長
基本理念・方針
基本理念
期待される病院をめざします。


基本方針
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1
患者さんに寄り添い、心のこもった医療を提供します
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2
安全で質の高い医療を提供します
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3
地域連携を推進し、その中核を担います
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4
高い技術と高い志を備えた医療人を育成します
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5
健全な病院経営に努め、安定した医療を提供します
患者の権利と責務
患者本位の医療をめざすため、患者の権利と責務をここに示します。
知る権利
- 病状、治療内容、検査内容、これらに伴う危険性や回復の可能性などについて、分かりやすい言葉で説明を求めることができます。
- ご自身の診療録の開示を求めることができます。
自己決定の権利
- 病気について十分な説明を受けた後、自己の自由な意思に基づいて、治療、検査その他の診療行為を受け入れること、選択すること、又は拒否することもできます。
- 他の専門医の意見(セカンドオピニオン)を聞く機会を持つことができます。
プライバシーが保護される権利
- 個人のプライバシーの保護については、十分に配慮されます。
参加と協力の責務
- 医療従事者と協力し合い、治療と看護に参加していただく必要があります。
- 他の患者の診療や職員の業務に支障をきたす行為は、厳に慎まなければなりません。
- 受けた医療に基づき請求された医療費は、遅滞なく支払わなければなりません。
こどもの患者の権利
当院では、「こどもの患者の権利」を守り、こどもとその家族を支援します。