整形外科の概要と特色(2011年7月1日更新)
当院の整形外科は,東尾張地区の二次救急病院として診療を行い、主として四肢外傷・脊椎損傷・骨盤外傷などの整形外科的外傷疾患を治療しています。常時専門医が7名勤務しており、開放骨折・脊椎脊髄損傷・骨盤骨折等緊急時にも即時に対応できる体制をとっています。
近年は高齢者の転倒による骨折が非常に多く、中でも大腿骨近位部骨折は最も多くなっています。当科では循環器・呼吸器疾患等を合併していらっしゃる方も各専門内科の協力を得て、数日のうちには手術的治療を施行しています。また、下肢外傷・下肢手術・脊椎手術後の深部静脈血栓症および肺血栓塞栓症を予防するため、1999年よりフットポンプを使用し、現在ではほぼ全員に施行しています。さらに中央リハビリテーション部との連携の元に、受傷または術後早期よりベッドサイドでのリハビリテーション(理学療法・作業療法)を行う急性期リハビリテーションを実施しています。
また当院は「日本リウマチ学会教育施設」に認定されており、関節リウマチに対して最新治療、手術的治療(脊椎手術,人工関節置換術等)を積極的に行っています。腰部椎間板ヘルニア・腰部脊柱管狭窄症・頸椎症性脊髄症などの脊椎変性疾患、変形性股関節症・変形性膝関節症などの関節変性疾患にも積極的に治療を行っています。関節リウマチ変形性股関節症に対する人工股関節置換術においては、最小侵襲手術として筋肉を切らずに手術を行う前方進入法(DAA: Direct Anterior Approach)を用いています。関節リウマチや変形性膝関節症に対する人工膝関節置換術においても最小侵襲手術を行っています。急性期疾患・慢性期疾患を問わず専門的治療を施行しています。
当科の基本方針は「患者に優しい治療」であり、医師、看護師、理学療法士、作業療法士等との連携の元に「調和のとれたチーム医療」を心がけています。