産婦人科の概要と特色
産婦人科は『女性の一生を守りつづける』ことをスローガンにいろいろなニーズにあった診療、治療に心がけています。
当科では専門分野が主に三つに分かれています。すなわち、子宮癌や卵巣腫瘍などの治療をする腫瘍部門、妊娠、分娩を取り扱う周産期部門、不妊症やホルモン異常の診療にあたる生殖部門にわけられます。
婦人科部門(腫瘍部門)ではお腹を切らない腹腔鏡下手術を導入し、子宮外妊娠、卵巣嚢腫は90%以上、また子宮筋腫は50%を腹腔鏡下に対処しています。悪性腫瘍の治療は、常に内外の最新治療に目を向けるために、日本癌治療学会、婦人科悪性腫瘍化学療法研究機構(登録参加施設に認定)に参加し、医師個人の判断でなく、科学的根拠に基づいた治療を心がけております。またできるだけ臓器を残す手術(温存手術)や自分自身の血液だけで手術ができる(自己血輸血)、疼痛緩和など女性の心身に優しい治療を目指しております。
産科部門(周産期部門)では愛知県から「地域周産期母子医療センター」に指定されており、ハイリスク妊娠の紹介や母体搬送を積極的に受け入れています。妊娠中期切迫早産の妊娠継続に積極的に取り組み、切迫早産、多胎妊娠、妊娠高血圧症候群、不育症、胎児診断、遺伝相談などで専門的診療を行っています。母乳外来、パパママ教室開催など、母子ともに安全な病院を目指しています。
生殖部門では体外受精を含め生殖補助技術の向上をめざして努力しています。不妊症では原因検索を十分行い、排卵誘発、人工授精、体外受精・胚移植などの生殖補助医療や腹腔鏡、卵管鏡による検査および治療を行っています。
その他、月経困難症、思春期異常、更年期障害、骨粗鬆症など専門的に取り組んでいます。
産婦人科でも他科同様専門分化が進んでいますが、専門性のある医師が中心となって症例検討を十分に行い、皆さんに最善の医療を提供するように努力しています。分野別の詳細につきましては診療内容、診療実績をご覧下さい。