看護局の紹介
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看護局長の挨拶

看護局長 ホームページに看護局としてデビュー致しました。日頃の看護局の活動のありのままをお伝えできるといいなあと考えています。そして、共感してくださる看護者が集まって一人ひとりの看護師が他部門の医療職の方々と力を合わせて、患者さまが「陶生病院に来てよかった」と思っていただけるような優しい看護を展開したいですね。患者さまが元気になっていただくためには私たちが心身ともに健康でいることがなによりだと思います。私たち自身から「あっ、何かいいことやってるね!」「わたしも何かやってみたい!」という主体的で自立した動きが必要だと思います。とくに、医療職のなかでも患者さまに24時間をとおして一番近いところに関わっている看護師の役割と責務は大きいですね。
 いいことって言えば、10月15日に出生時2000g以下の赤ちゃんを対象に、「NICUを退院した子をもつ家族に共有してみられる「'育児不安の軽減' とネットワーク作りの場をつくる」という目的をもって新生児・NICUのスタッフが「NICU同窓会」を開催いたしました。若いスタッフが先輩や上司の力を借りながら自分たちで準備から運営をしました。3歳ぐらいに成長した姿を拝見し自然と涙があふれてきました。虐待が問題になっているこの時代に愛しく大切に育てられている姿を皆さんにも見せてあげたいと思いました。一人ひとりの力がムーブメントを起こすことが組織を生かしているという実感を得ました。そういうスタッフたちが私たちを支えてくれているという力強さにあらためて“ありがとう”と叫びたいです。看護はひとを育ててくれる素晴らしい職種だという実感がいたしました。
 さて、185日間の愛・地球博が終わって寂しい思いと同時に、テロ発生などの大きな災害がなくて無事終了にホットしているのは私だけではないと思います。この間、会場外へ搬送された662件という中で、陶生病院への受診者576名(内入院123名、救急車搬送患者数は456名)という数字からも当院の役割は大きかったと改めて思います。先日、ある医師から万博の担当者からの感謝の意を述べられたと伺いました。これは、ただひたすら臨床現場のみなさまのおかげです。本当に有難うございました。また、この時期とあいまって救急体制の構築に拍車をかけるように、10月をもって当院のほぼ全員の職員がBLS&AED研修が終了し、現在は、すでにインストラクターになっているスタッフや近隣の救急隊隊員の方々の協力をもってICLSやJPTECに取り組んでいます。
 なにごとも継続することと進化することを目指して、私たちのミッションである「生命を大切に」を実践するためのスキルを磨いています。 看護局は、平成13年度から人材育成を目的とした「目標による管理」を導入し、現在はクリニカルラダーの導入に向けて取り組んでいる最中です。トップダウンで「目標による管理」「クリニカルラダー」を行っているところもあれば、ボトムアップで行っているところもあります。“組織は人なり”ということから、両方の立場が相互理解のもとに組織作りをしていくわけですから、その組織風土に合わせてつくりあげていくことだと思います。そこで、当看護局ではベクトルを同じ方向に示すために理念と方針を明示しています。
 そして、なにより起動力となるパワフルな看護師長が組織の 'かなめ' であることから、苦しいこと辛いことには率先していろんなことにチャレンジしています。'若い人に負けていられないわ' と苦手な本にも老眼鏡をかけながら頑張っている重鎮な看護師長から、とても頼もしくて女らしいヤングマン看護師長とユニークな看護師長の集まりです・・・。部下がかわいそう・・・と感じられた方もいますか?当院の看護師の平均年齢は33歳と技術も熟したころで逞しくて素敵なスタッフも多くいます。少々、難点は田舎の病院なので少々遠慮深くて自信をもてないところです。
 激動の時代だからこそ、癒しを求められていると思います。人は、育て、育てられると言います。ケアをしている私たち看護師が、患者さまの生きる力から学び育てられているのを実感します。日々の激務でも耐えられてこれまで続けておられるのも患者さまから頂いた感動の賜物です。 最後に、私の好きな言葉のなかに「桜梅桃梨のたとえ」と、金子みすずの「みんなちがってみんないい・・・」があります。一人ひとりの存在価値があること信じて、助け合うコミュニティを築く力のある組織を目指していきたいと考えています。

看護局長 安西由美子