化学療法室
化学療法とは

 化学療法は抗がん剤を用いて、がん細胞の分裂を抑え破壊する治療法を指します。

化学療法室について

化学療法室  当院では2005年7月に中央処置室の一角を改装し8床で外来化学療法室を開設いたしました。その後症例が増え、2008年9月からは12床に拡張しておりましたが対処しきれず、今回転移の上24床に拡充しました。新たな外来化学療法室に入るとまず受付があり、その手前の待合にはがんに関する情報を提供しております。室内はプライバシーが保てるようカーテンで仕切られ、チェアタイプの10床、ベッドタイプ14床で構成しております。つらい治療を快適に受けて頂けるようにBGMを流すなど、スタッフが環境に気を配っております。また診察室を二診おき、外来化学療法室で診察から治療まで一貫して行えるような体制も作りつつあります。さらにこの診察室を利用して、薬剤師による薬剤指導や、栄養士による栄養指導などの患者指導にも取り組んでいければと考えております。
 化学療法室に医師は2名所属しております。室長の木村(呼吸器・アレルギー内科と兼務)は、癌化学療法管理チームも委員長も務めております。各科で行われる抗がん剤治療は多職種で構成されるこのチームでチェックすることにより、エビデンスにも続いた治療を安全に行えるように努めております。ただ一方でエビデンスに偏りすぎて治療の選択肢を縛りすぎ、患者のデメリットになることのないようにも注意しています。血液内科と兼務の梶口は、院内のマニュアルの整備や勉強会の企画など、病院全体のがん治療の向上を目指した活動に取り組んでおります。外来化学療法室のスタッフとして看護師は5名で、現在平均20件程度の外来化学療法やその他の補助治療に対応しております。
 外来化学療法室の中には抗がん剤の調剤室も移設し、複数の薬剤師により治療内容をチェックしつつ調製を行っております。今回薬剤師がより患者と近いところで働ける形になり、新たな取り組みもできるようになるのではないかと期待しています。
 抗がん剤治療は主治医のみでは行えず、薬剤師・看護師とのチーム医療が重要です。また実際の処置には若い先生方の力もお借りしています。化学療法室では多くのスタッフとうまく連携をとって地域の方が安心して抗がん剤治療を受けて頂けるように努めてまいります。

化学療法室 室長 木村智樹 

連絡先
公立陶生病院 南棟2階 化学療法室 0561-82-5101(内線5290)
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